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Chimaki ( food wrapped in bamboo leaves ?)
ちまき?
Chimaki ( food wrapped in bamboo leaves ?)
By MURAHARA Satomi
皆さんは「ちまき(粽)」という食べ物を知っていますか?
知っている人は「ちまき」と聞いて、どんな食べ物を想像しますか?
一般的に知られている「ちまき」は、蒸したもち米を笹の葉で巻いたものや、団子(お餅)を笹の葉で巻いたものだと思います。でも、鹿児島の人が言う「ちまき」は違います。鹿児島の人の「ちまき」はこれです。
正式な名前は「あくまき」と言います。「5月5日 端午の節句(こどもの日)」に作られる食べ物で、この日が近づいてくると町のあちらこちらで簡単に目にすることができます。
「木炭から作った灰汁(lye)に漬けたもち米を、灰汁に漬けた笹の葉で巻いて、灰汁で煮る」という、「灰汁」まみれの和菓子で、ちょっと癖のある臭いがするので、好きな人とそうでない人がいますが、砂糖やきな粉をつけて食べるとおいしいです。
実は、私はつい最近まで、この「あくまき」が全国共通の「ちまき」だと信じていました。ですから、そうではないと知った時はとても驚きました。正直、少しショックでしたが、一方で、鹿児島の魅力を再発見できて良かったなと思いました。これからも「鹿児島オリジナル」をどんどん見つけていきたいと思います。
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★Kanji with hiragana
皆(みな)さんは「ちまき(粽)」という食べ物(たべもの)を知(し)っていますか?
知(し)っている人(ひと)は「ちまき」と聞(き)いて、どんな食べ物(たべもの)を想像(そうぞう)しますか?
一般的(いっぱんてき)に知(し)られている「ちまき」は、蒸(む)したもち米(ごめ)を笹(ささ)の葉(は)で巻(ま)いたものや、団子(だんご)[お餅(もち)]を笹(ささ)の葉(は)で巻(ま)いたものだと思(おも)います。でも、鹿児島(かごしま)の人(ひと)が言(い)う「ちまき」は違(ちが)います。鹿児島(かごしま)の人(ひと)の「ちまき」はこれです。
正式(せいしき)な名前(なまえ)は「あくまき」と言(い)います。「5月(ごがつ)5日(いつか) 端午(たんご)の節句(せっく)[こどもの日(ひ)]」に作(つく)られる食べ物(たべもの)で、この日(ひ)が近(ちか)づいてくると町(まち)のあちらこちらで簡単(かんたん)に目(め)にすることができます。
「木炭(もくたん)から作(つく)った灰汁(あく)(lye)に漬(つ)けたもち米(ごめ)を、灰汁(あく)に漬(つ)けた笹(ささ)の葉(は)で巻(ま)いて、灰汁(あく)で煮(に)る」という、「灰汁(あく)」まみれの和菓子(わがし)で、ちょっと癖(くせ)のある臭(にお)いがするので、好(す)きな人(ひと)とそうでない人(ひと)がいますが、砂糖(さとう)やきな粉(こ)をつけて食(た)べるとおいしいです。
実(じつ)は、私(わたし)はつい最近(さいきん)まで、この「あくまき」が全国共通(ぜんこくきょうつう)の「ちまき」だと信(しん)じていました。ですから、そうではないと知(し)った時(とき)はとても驚(おどろ)きました。正直(しょうじき)、少(すこ)しショックでしたが、一方(いっぽう)で、鹿児島(かごしま)の魅力(みりょく)を再発見(さいはっけん)できて良(よ)かったなと思(おも)いました。これからも「鹿児島(かごしま)オリジナル」をどんどん見(み)つけていきたいと思(おも)います。
★English Translation
Chimaki ( food wrapped in bamboo leaves ?)
Do you the food called Chimaki ?
If you know what it is, then when you hear the word Chimaki what kind of food do you imagine ?
Chimaki is generally known as steamed rice wrapped in bamboo grass leaves or mochi rice dumplings wrapped in bamboo grass leaves. But when people in Kagoshima say Chimaki, they mean a different thing . In Kagoshima this is what they mean by Chimaki (see photo below).
The formal name is Akumaki. And it is usually made for Children's Day on May 5th (which is also known as Tango no Sekku), so as this day gets nearer, you can see this food here and there around the towns. It is a Japanese sweet covered in lye ; the mochi rice is pickled in a lye made from wood charcoal, and this is wrapped in bamboo grass leaves that have also been pickled in the same lye and then again boiled in lye and because of this, it has quite a particular taste so there are some people who love it and others who don't so much – but if you eat with sugar or soybean flour, its really delicious.
To tell the truth, until recently I thought that this Akumaki was what everyone commonly called Chimaki all over the country. So when I found out that that wasn't so, I was really surprised. Actually to be honest I was really shocked ! But other hand, I am really happy because, it has helped me to rediscover the charm of Kagoshima. So from now on I am determined to keep find more and more Kagoshima original things.
★This week's vocabulary
想像(そうぞう)する to imagine
一般的(いっぱんてき)に 1)in general 2)generally
正式(せいしき)な 1)formal 2)official
木炭(もくたん) charcoal
漬(つ)ける 1)to preserve 2)to pickle
煮(に)る to boil
実(じつ)は、 To tell the truth,
正直(しょうじき) Honestly
一方(いっぽう)で on the other hand
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