能の世界 The world of Noh
By YANAKA Izumi
国立能楽堂へ能を見に行きました。今までテレビや本で能の様子を見たことがありましたが、ちゃんとした舞台を見るのは初めてでした。
今回の演目は『忠度(ただのり)』と『道成寺(どうじょうじ)』です。
『忠度(ただのり)』は、源平の戦で亡くなった平忠度という人の話です。自分が作った和歌が歌集に載せられたのですが、敵の武将であったために、だれが読んだか分からない(詠み人知らず)とされました。それを残念に思った忠度は、幽霊となって現れ、やってきた旅の僧に自分の残念な思いや戦で亡くなるまでの話をするという話です。
『道成寺(どうじょうじ)』は、恋が叶わなかった娘の執念の物語です。好きになった男が道成寺という寺に逃げました。娘は毒蛇になって男を追いかけ、最後には男を隠れていた釣鐘といっしょ...
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Learn Japanese Online - JOI Teachers blog
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神楽 Kagura
By IGARASHI Maki
先日、広島県北部の安芸高田市というところへ旅行に行きました。ここは伝統芸能の神楽が盛んに行われています。
神楽とは、自分たちが住んでいる土地の守り神や、日本神話の神様にささげる歌や踊りのことです。神様に豊作を願ったり、収穫に感謝して舞います。
「舞い方」は、美しい刺しゅうのついた衣装を着て踊ります。おそろしい形相の鬼や、巨大な蛇が出る演目もあります。「はやし方」は、楽器を演奏します。はやし方は、大太鼓、小太鼓、手打鉦と、横笛で演奏します。
興味があれば、youtubeで「神楽」と検索してみてください。私は横笛の笛の音にすっかり魅了され、横笛と吹き方を教えてくれるDVDを購入しました。家族や友人は私がすぐ飽きるだろうと笑いますが、私はいつか上手に吹けると信じて練習しています。思っていたより難しいですが・...
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